ユーチューバーのやまださんが複垢をテーマに動画配信するということでポケGO界隈がざわついています。
やまだちゃんねるで複垢がテーマに!?【ポケモンGO】 - 要望GO
ユーチューバーとしてはデメリットの多いこのテーマ。どのような内容になるのか楽しみです。
いい機会なので私も現時点での考え方、この複垢問題の解決策を整理しておきたいと思います。
- まずは公式からメッセージを(台湾じいさんをどう扱うの?)
- 複垢BAN:行わない
- ポケコイン:獲得方法を広げる
- ジム:どのチームが戦っているかわかるようにする
- レイド:魔法同盟方式にする
- さらに:レベル41を厳しい条件で解放し大きな報酬を与える
- まとめ
まずは公式からメッセージを(台湾じいさんをどう扱うの?)
一番簡単でインパクトのあるのは、公式から複垢に対するメッセージを出すこと。
- どのようなプレイが規約違反に当たるのか
- 複垢はなぜだめなのか
- どのようにポケモンGOを楽しんで欲しいのか
プレイヤー全員の目に留まる場所で、明確なメッセージが必要でしょう。
運営が表舞台に登場しないことが、この問題が荒れる原因のひとつにもなっています。
また台湾で有名な複垢じいさん。(2019年10月時点で45アカウント)
これを「親戚家族の代行だからOK」という見解があったとかなかったとか。
代行プレイは複垢として扱わない。
そう言ってもらえればすっきりします。
もちろんそうなると一定数のユーザーはポケモンGOを辞めるでしょうが。
アカウントの所有者が歩いていないのに、ポケモンをゲットしているわけですから運営がそんな発言したら残念な話です。
台湾じいさんを罰して欲しいという話ではありません。
公式見解として
「あれは規約違反行為です」か「規約違反ではありません」のどちらかを公言すべきだというだけです。社長レベルの代表者名で。
このように公式からの言及がない限り、この問題はいつまでも決着を見ないでしょう。
複垢BAN:行わない
次にアカウント削除(BAN)するべきかどうかですが、これはするべきではありません。
その理由はいくつかありますが、大きなものは
- コストと時間が掛る
- いくらでも新規が増える
- 根本的な解決にならない
こうじゃないでしょうかね。
関連記事:
無課金複垢がここまで横行した今、アカウントBANは得策ではない(2019年1月)【ポケモンGO】 - 要望GO
「やったほうが有利だけどルールだから我慢させる」では解決しません。
そして私は常に、システムで解決派です。
ポケコイン:獲得方法を広げる
複垢有利のひとつに、ポケコインを稼ぎやすいというものがあります。
ジムにポケモンを置いて10分で1コイン。最大8時間20分で50コインです。
これを複垢で防衛するとシステム的なメリットがあり、金ズリが尽きない限り永久に防衛が可能です。(システム内容は省略します。30分で10個のきのみBANの話です)
ソロプレイヤーではこの永遠に続く防衛が辛く、勝つことが難しい上に落としたところで2台、3台でやり返されます。
このように複垢がポケコイン獲得に有利なので変更したほうがいいとは思いますが、そもそもこの方式はジムの数に依存します。
ジムの少ない地方では稼げる場所が限定されるわけです。
私はジムで稼げるコインの上限を減らすべきだと思います。同時に別の方法でもコインを得るようにします。例えばですが、
- ジムで10コイン
- ポケモン捕獲で10コイン
- フィールドリサーチで10コイン
- PvPで10コイン
- GOロケット団で10コイン
- ポケストップ審査で10コイン
- スポンサーの商品購入で10コイン
- レベルアップで10コイン
- ギフト交換で10コイン
- レイドバトルで10コイン
などなどなどなど。
楽しみ方がたくさんあるポケモンGOなのですから、もらえるチャンスを広げてそこから選んで50コインにすればよいのではないでしょうか。
なるべくは地域格差のない、複垢が有利にならないものがいいでしょうね。
ジム:どのチームが戦っているかわかるようにする
ジムバトルを少し修正して、活性化を図るべきだと思います。
そもそもジムバトルがチーム戦のバトルフィールドとして成立していません。
それゆえにバトルはソロになることが多く、同じチームの支援を受けることが出来ません。
例えば赤チームが青チームのジムを攻撃したとき、画面上にはそれを知らせる赤いマークが出ればどうでしょうか?
そうすると近隣の赤チームトレーナーはそこへ集まります。
3人も居れば、複垢がどれだけ頑張っても防衛しきれないでしょう。
勝利したあとに黄色チームにかすめ取られてはいけませんので、贅沢を言えば赤チーム6人までが参加出来る方がいいですね。
関連記事:
【ポケモンGO】ジムバトルは他チーム参加不可にするだけで大きく改善される - 要望GO
レイド:魔法同盟方式にする
複垢のもう一つの問題、レイド不成立問題です。
5人居れば倒せるけど3人しか集まらない。じゃあ2台ずつ持てば勝てるよね。
という自然な流れです。
規約違反とわかっていながらも、やむなく2台目を作る人も多いです。
この問題は同じナイアンティック社のゲーム、ハリーポッター魔法同盟で既に解決済みです。
詳しくは別記事を読んでいただきたいのですが内容としては
- 全ジムでいつでも出来る
- ボスレベルを自分で選べる
- バトル開始でパス消化
- 何回でも戦闘可能
- 誰かがレイド中であることは遠くからわかる
- ジムから離れてレイド可能
このような特徴があります。
特にレイド中であることがわかり、パスがバトル開始で消費されるのは地方の問題を大きく改善するのではないでしょうか。
レイドシステムを大きく変えることは困難ですが、同じ会社のゲームですので可能性はあると思っています。
関連記事:
レイドシステムの問題点はハリポタGOですべて解決している【ポケモンGO】 - 要望GO
さらに:レベル41を厳しい条件で解放し大きな報酬を与える
レベル41をやりこみ要素として解放することで、同時に複垢問題が解決します。
レベル41を厳しい条件で開放してそのメリットを大きくします。例えば
【レベル41になる条件】
- トータルXP6千万
- ヒーローメダル開放(GOロケット団と1000回バトル)
- ジムでバトル2000回勝利
- エクセレントスロー1000回
- GOバトルリーグ(オンラインPvP)勝利数1000回
などすべてクリア
【レベル41の報酬】
- ジムコイン10分1コイン→2コイン
- ジムコイン上限50→60
- ポケモンボックス開放+500匹
- アイテムボックス開放+200個
- アイテムドロップ率UP
- 色違い遭遇率1%UP
- ポケストップ申請優先券20枚
- リアルイベント先行抽選権利
- GOバトルリーグ○○リーグ参加可能
- 特別なアバターポーズ
などなど。
まあこれは贅沢だとしても、バランス調整しながらレベル50ぐらいまで開放。
複垢でちんたらレベル40をいくつ作っててもメリットがないような環境にすればいいだけではないでしょうか?
これもポケストップが少ないとクリアしにくいという状況にはなりますね。
地方でクリア出来るもの、少し遠出しないとクリア出来ないものなどを織り交ぜると楽しいかもしれません。
リアルイベントの複数応募も問題になっていますよね。
全員が参加できるのが望ましいですが、そうでないならば頑張った人ほど可能性が高くなる、そんな特別枠も少しは用意してあげたらいいと思います。
イングレスではリカージョンという仕組みで、称号をもらえて特別なプレイヤーであることをアピールすることが出来ます。
リカージョンとはいわば強くてニューゲームのことです。その称号が与えられるだけでも、やり込みたくなりますよね。
Recursion
Ingress Prime では、レベル 16 に達したエージェントがレベル 1、0 AP の状態へ再帰し Ingress でのプレイを最初から再び楽しむことができる Recurse オプションがあります。
Recurse をしたエージェントは、Simulacrum メダルを獲得することができます。功績を称え、エージェントプロフィール画面上、コードネームの横に表示されます。これは、他のエージェントがあなたのプロフィールを確認したときのみ表示されます。
Recurse をしてもで今まで獲得したメダル、ミッションメダル、インベントリ、ポータルキーが消えることはありません。これまで獲得したオニキスメダルや今までの功績は表示されますので、周りのエージェントからも特別な存在であると認識されることでしょう。
Recurse の際に、陣営を選択することはできますか ?
はい。Recursion 時に陣営選択があります。同じ陣営を選択することも可能です。
まとめ
- Nianticは公式見解を述べる
- BANせずにシステムで改善、解決する
- 単垢で快適に楽しめるゲームにする
みんな1台で、不満なく楽しめれば嬉しいはずです。
ジムバトルはバチバチ戦い合って盛り上がりましょう。
レイドシステムは魔法同盟方式にすれば地域格差だけでなく、密集による迷惑問題も解決します。
そしてレベル41の開放。やり込むほど楽しいゲームにしていきましょう。
どうせいつかは課金回収フェーズが来るでしょうし。たくさん持ってると大変ですよ?
以上が2019年11月の私の提案です。
一年前とほとんど考え方は変わっていませんが、新作のハリーポッター魔法同盟がよく出来ているのでシステム面での改善に期待しています。
それでは。