月額6千円で家ジムを作れるってご存知ですか?
・・なんて言い方するとびっくりさせてしまうかもしれませんが、全く嘘の話でもありません。
ナイアンティックはこの冬から中小企業向けのスポンサー制度を始めます。
まずはアメリカからβテストがスタート。
ざっくりどのようなものかと言いますと以下の2つ。
- 中小企業がポケモンGOのスポンサーになれる(個人商店は不明)
- 月30ドルでポケストップ、月60ドルでジム(+月一回のレイド)を店舗に設置できる
これまではスポンサード・ロケーションというマクドナルドやソフトバンクなどの超巨大企業しか参加できなかったスポンサーシップでした。
それが中小企業でも、お安く、定額制で参加可能になります。
個人の店舗レベルでも可能という話もありますが真偽は不明です。
それでもわくわくする話ですよね。
プレイヤーとしてもそうですし、ポケモンGOの収入源が大きく広がる話でもあるので期待は大きいです。
もし日本に導入されれば、爆発的にポケストップとジムが増えるでしょうね。
今日はこの中小企業向けのスポンサー制度についてお話したいと思います。
The Early Access Beta program for Small and Medium Businesses is coming to the US this winter in Pokémon GO.
公式ソース
◆ナイアンティック・ラボ
Sponsored Locations for Business – Niantic
◆ツイッター
Are you a #SmallBusiness owner in the US? Apply to join our Sponsored Locations Early Access Beta program at https://t.co/tRHUA2mc72 pic.twitter.com/x5IsOnKJ7l
— Niantic, Inc. (@NianticLabs) November 26, 2019
2つのプランと料金
プランには標準プランと、プレミアムプランがあります。
↓Google翻訳した画像です。
標準プラン(Standard Subscription)の内容
- 料金:1日1ドル(約110円、月3,300円)
- ポケストップをひとつ設置
- 月に一回、ポケストップの画像修正、説明変更、プロモーション変更が可能
プロモーションというのは現在でもマクドナルドやマツモトキヨシのポケストップなどで行われている、ポケストップ画像からリンクされるコマーシャルのことです。
プレミアムプラン(Premium Subscription)の内容
- 料金:1日2ドル(約220円、月6,600円)
- ジムをひとつ設置
- 月に2回、ポケストップの画像修正、説明変更、プロモーション変更が可能
- 月に一回(1時間)、希望日時でイベント開催(レイドなど)
スポンサーになるメリットは5つ
スポンサーになると、さまざまなメリットがあります。私たちユーザー目線でもたやすく想像が尽きますし、ポケモンGOを応援してくれるお店には行きたくなるでしょう。
売上を考えれば月6千円程度は安いものです。
1)ポケストップ(ジム)があるのでポケモンGOプレイヤーが集まる
一番のメリットはもちろん集客です。私たちはポケストップがあるだけでそこを訪れる理由になりますし、ポケストップの名前(企業)も覚えます。
ポケモンGOトレーナー同士なら待ち合わせ場所にも使うこともありますよね。
「大阪駅中央改札の前」でもいいんですが、例えば「でっかいメタリックな円」を使えば中途半端な場所でもピンポイントで指定できますし、他に待ち合わせ場所に使う人が居ませんので簡単に会うことができます。
さらにジムになっている場合はジムバトルやレイドバトルを行いますので長くそこにとどまる可能性があります。飲食店は相性がよく、店内でプレイしてくれるユーザーも多いです。
またポケモンGOでは一部未実装ですが、Ingressや魔法同盟ではスポンサーのポケストップからは特別なアイテムや出たり、アイテムの量が多かったりもします。
2)お店のサービスをポケストップ画像とリンクでアピール出来る
ポケストップやジムには必ず画像が付きます。
それを印象的なものやブランド力の高いものにすることでユーザーに深く認知されます。
さらにその画像からはリンクを貼ることが可能で、お店のキャンペーンページなどのURLを貼り、ユーザーを誘導することが出来ます。
3)ゲーム内イベントを開催する
プレミアムプランだけになりますが、お店のジムを設置して、そこにイベントを発生させることが出来ます。
特別なレイドバトルを開催すれば大きな集客が可能です。
好きな日時で開催できますが、月に一回、一時間だけとなっています。
4)分析が可能
詳しくは不明ですがプレイヤーの行動データを一部提供してもらえるようです。Analytics(分析)
See aggregated metrics on how players engaged with your in-game location.
「プレイヤーがゲーム内の場所にどのように関与したかに関する集約されたメトリックを参照してください(Google翻訳)」
どんなプレイヤーがお店のポケストップにいつ何回来たのか、どんな行動をしたのかはデータに残ります。その一部をプライバシーが侵害されない範囲で提供してもらえるのでしょう。
Nianticの規約にも、連携しているGoogleの規約にも同意しているので個人情報されもれなければ問題ありません。
ちなみに私のGoogleアカウントを確認してみましたが、生年月日は正確に入力していました。性別は未回答でしたw
このような分析からポケモンGOのユーザー層は以下のようになっているようですよ。
女性が41%って、ゲームとしては結構多いですね。
さいごに
新しい試みがこの冬からいよいよスタートです。
月3千円でポケストップ、月6千円でジムとレイドイベントなら安いと感じるオーナーさんは多いのではないでしょうか?
続報がいつになるかはわかりませんが、ゲームを大きく変える話ですのでそわそわします。
個人的には良いことだと思いたいですが、不安もあります。
それはまた別の機会で。
それでは。
関連記事:
アメリカで始まってる、中小企業向けのスポンサー制度。
— りく#ポケモンGOで街を綺麗に (@YoBo_GO) November 28, 2019
月に60ドル(6600円)で自分のお店のジム、月一回のイベント(レイドなど)が出来るなら安くない?ポケストップだけなら月30ドル。個人店舗でもいいのかな?#ポケモンGO#ポケストップ申請https://t.co/OjbStlhLNb pic.twitter.com/te6rivJAva