ポケモンGOのスポンサーにチャージスポットというサービスが加わりました。
これはモバイルバッテリーをレンタルできるサービスで、確かにポケモンGOとの相性は抜群です。
サービス自体はもちろん大歓迎。いざというときにバッテリーを300円で48時間借りられるんです。
サービス内容は後で詳しく説明しますが、そんなことよりももっと重要なことが。
このチャージスポット、ポケストップの申請に革命を起こすかもしれません。
- スポンサーポケストップはすぐに設置される(Ingress内での手続き不要)
- チャージスポットは店舗が必要ない(機材を設置すればよい)
- チャージスポットは個人でも無料で設置できる
どうです?もう言いたいことはわかって頂けたのではないでしょうか?
他のスポンサーだと伊藤園の自動販売機が同じスタイルですが、やはりドリンク系でかつ自動販売機というのはハードルが高いです。冷暖房、消費期限、大きさ、集金などなど。
でも充電器で支払いがカードなのであれば、「置いてみようかな?」って考えてしまいますよね。
これはチャージスポットにとっても、我々ポケモンGOトレーナーにとっても、非常にありがたい話なのではないでしょうか?
それではもう少し、深堀りしてみましょう。
- チャージスポットとは
- ポケストップが作られる仕組みのおさらい
- チャージスポットなら自分で簡単にポケストップを作れる可能性がある
- チャージスポットはポケストップ過疎地にどこまで進出できるのか
- 将来的に災害時インフラとしても期待
- さいごに
チャージスポットとは
チャージスポットとは、㈱INFORICH(インフォリッチ)が提供するサービスのひとつで、モバイルバッテリーのシェアリングサービスです。
◆運営会社公式ページ:https://inforich.net/
◆チャージスポット公式ページ:
https://www.chargespot.jp/
◆ポケモンGOコラボページ
『Pokémon GO』で無料クーポン配布中!|ChargeSPOT
◆公式ツイッター
ChargeSPOT(チャージスポット) (@ChargespotJ) | Twitter
◆アプリダウンロードページ
サービス概要
何が出来るかと言いますと
- モバイルバッテリーをレンタルできる
- 1時間150円、48時間300円(カード決済)
- アプリで簡単レンタル、返却はどこのスポットでもOK
*注意:48時間をすぎるとバッテリーを買取り(2,280円:カード引き落とし)
超シンプルなビジネスモデルですね。
そして課題はインフラ整備。レンタルビジネスは返却出来る場所が多いほど利用されるので最初のインフラ作りが難しいんです。
それが日本なら約900万人?ユーザーのポケモンGOと手を組むわけですからいい戦略です。
では次に我々トレーナーにとってどういうメリットがあるのかを見ていきましょう。
ポケストップが作られる仕組みのおさらい
「ポケストップをもっと作って欲しい!」というトレーナーの声が沢山ありますが、ポケストップが出来る条件は2つあり、それを知っていないといくら声を挙げても意味がありません。
ポケストップの出来る条件
- Ingressというゲーム内でポータル(=ポケストップ)を作る
- スポンサーが追加される
ざっくり言うとこの2つです。
IngressというゲームはポケモンGOのお兄さんのようなもので、同じナイアンティックが運営している位置情報ゲームです。
このIngressというゲーム内でレベルの高いユーザーがポータル(=ポケストップ)を申請し、さらに超レベルの高いユーザーがそれを審査、承認することで設置されています。
ポータル申請は一年以上の順番待ち
このポータル申請、みんなが作りたいのでどんどん申請するのですが、それを審査するユーザーの数は限られているので簡単に設置されていくわけではありません。
審査員が少なすぎるんです。
どうやら一年以上も待っている申請がたくさんあるようで、万が一これからポケモンGO内でポケストップ申請が出来るようになってもそれを審査する方法が変わらないのであれば全然設置が進まないということが考えられます。
スポンサーのポケストップはすぐに設置される
上記のように我々プレイヤーがポケストップを作ろうとするとかなり大変なのですが、スポンサーが新しく契約するとその対象店舗がいきなりポケストップになります。
最近ではマツモトキヨシやTSUTAYAが印象に残っているのではないでしょうか?
当然今回も、チャージスポットのポケストップがたくさん生まれています。
このように、スポンサーが増えること、またはスポンサーの店舗が増えることがポケストップをいきなり増やす方法の一つだということです。
チャージスポットなら自分で簡単にポケストップを作れる可能性がある
ここで冒頭の話にもどるわけですが、
- スポンサーポケストップはすぐに設置される(Ingress内での手続き不要)
- チャージスポットは店舗が必要ない(機材を設置すればよい)
- チャージスポットは個人でも無料で設置できる
このようにチャージスポットであればスポンサーのポケストップを簡単に設置できる可能性があります。
詳しい内容は問い合わせをしてみないとわかりませんが、無料と謳っている限りは手数料的なものを取るつもりがないのでしょう。マージンがどれぐらいなのか、気になるのはそれだけですね。つまり300円のうち、いくらが稼ぎになるのかです。
あと電気代は当然自分持ちでしょうね。
参考までに、伊藤園の自動販売機を設置したい場合はこちらになります。
チャージスポットはポケストップ過疎地にどこまで進出できるのか
ポケストップが無い無い問題は、地方ほど深刻になります。
ポケストップがないということは説明したとおり、
- Ingressプレイヤーが少ない(または申請出来るレベルのプレイヤーが少ない)
- スポンサーの店舗が少ない
このようになります。
それが店舗ではなく、機材さえ設置できれば良いチャージスポットや伊藤園型のスポンサーが増えれば、ポケストップを増やしやすくなります。
ただポケストップがないということはプレイヤー人口が少ないことを意味しますので、チャージスポットや伊藤園の自動販売機を設置するメリットを感じることが出来るのか。店舗経営者や個人が、です。場所と電気代は掛かりますからね。
それでもハードルが低くなったのは間違いありません。
Ingressをそのためだけにやるのは無理ですし、自動販売機みたいに売れなかったら困る商品でもありません。
自分や家族、友人知人にチャージスポットを置けるスペースがあるのなら、検討する価値はあるのではないでしょうか?
もしかしたらお店をポケストに近々できるかも??
— P-GO居酒屋 げんきのかけら (@genki_no_kakera) August 5, 2019
charge SPOT設置に向けて動きます!そうすればジム1つ、ポケスト2つがお店から入ります。
お店の名前も入るようなのでうれしい!
将来的に災害時インフラとしても期待
少し話はそれますが、チャージスポットも伊藤園の自動販売機も、災害時に解放される仕組みになっています。
震災などで生活インフラが滞った場合、ポケモンGOのスポンサーのおかげで水やお茶を飲めたり、バッテリーを充電してライトを点けたり家族と連絡を取ったりできるようになるわけです。
災害対策インフラ、残るはガス?通信?通信はソフトバンクがありますね。Wi-Fiスポットを災害時には解放してくれています。
◆ソフトバンク公式:
災害時に知っておきたい、誰でも使える無料Wi-Fi「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」 - ITをもっと身近に。ソフトバンクニュース
さいごに
この店舗型ではないパートナーシップ契約した企業が増えることはポケモンGOにとっても、我々が快適なプレイをする意味でも大変重要なことです。
チャージスポットの参加は事件だと思っています。
地方のみなさん、本気で考えてみてはどうでしょうかね。
それでは。
関連記事:一年前からポケストップ申請については悲観的です。
ポケストップ革命になるかもしれない案件。
— りく#ポケモンGOで街を綺麗に (@YoBo_GO) August 5, 2019
これまではスポンサーの店舗が必要だったのが、どこでもこの機材を設置するだけでポケストップになり、ポータル申請なしにライブする。
伊藤園のように災害対策の意味があるのもGood👍
サービスはまだまだっぽいけど、応援したいhttps://t.co/cAsK1tFgB9 pic.twitter.com/ezVjxFjerG
チャージスポット、返却だけは忘れずに✋
— りく#ポケモンGOで街を綺麗に (@YoBo_GO) August 5, 2019
あとLINEでも利用出来て、よくある質問はわかりやすいです。https://t.co/MdQAUVzPbm
あと会社の公式ページはこちら
INFORICHhttps://t.co/cAsK1tFgB9#ポケモンGO pic.twitter.com/qSSjrLKUEw
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