【本記事では台湾旅行で利用する通信手段を比較しています】
台湾イベント「サファリゾーンin新台北」で快適にプレイ&観光をするために通信手段を検討してみました。条件としては
- ポケモンGO(またはIngress、ハリーポッター魔法同盟)のプレイがメイン
- ブログやツイッターで活動報告もしたい
- 観光もしたい
- 無料Wi-Fiスポット以外でもポケモンが居るなら通信必要
- バッテリー消費減らしたい
など、トレーナーならではの少し偏ったニーズを基準に通信手段を考察します。
つまり通信エリアが広い、通信容量大、高速、長時間使えるということが優先されます。
【結論】
先に候補と結論を申しあげますと
- SIMフリースマホならSIMカードの事前購入
- SIMフリースマホでないならWi-Fiルーターを空港でレンタル・返却
- ドコモ・AUユーザーで短期間渡航なら国際データローミングも
- 無料Wi-Fiスポットのみは厳しい(空港で事前登録も必要)
このような順でおすすめです。私はSIMカードにします。
それでは詳しくご説明いたします。
- 1)SIMカード購入:安い・受取&返却簡単・バッテリー不要
- 2)Wi-Fiルーターをレンタル:どんなスマホでも可・まあまあ安い・バッテリー問題あり
- 3)国際データローミングサービス
- 補足:公共の無料Wi-Fiサービス「iTaiwan」「Taipei-Free」の利用方法
- まとめ
1)SIMカード購入:安い・受取&返却簡単・バッテリー不要
*注意*超おすすめですがSIMフリースマホで無い方は購入してはいけません!
まずはSIM(シム)カードの説明から。
SIMカードとは通信するためのカードです。普段ならDOCOMOなどのカードを入れていますが、台湾では現地の通信会社のカードに挿し替えるという方法です。
例えば商品はこれ。700円ぐらい。
[亜太電信] 台湾 プリペイドSIM 4G-LTE 5日間 使い放題 データ通信 速度低下なし
中身は日本語説明書なども入っていますが、本体はSIMカードです。
上記商品にしたのはレビューが良かったから。これを私と妻の分、2枚購入します。
ちなみにこれは通話が出来ません(LINE通話とかは可能)
通話できるのは例えばこれ。少し高くて1000円ぐらい?
ツアーで添乗員さんとはぐれたら?みたいな場合には通話できるほうがいいかもしれません。
FAREASTONE 台湾プリペイドSIM 4G・3Gデータ通信無制限 速度低下なし 5日 無料通話付き
SIMカードのメリット
- 安い(5日間700円前後・4G無制限)
- 購入簡単、自宅配送(ネットでポチ)
- 返却不要
- 保険不要(1日200円から500円削減)
- テザリング可
- ひとり一枚持てばはぐれても安心
- 電源不要
- 持ち運び不要
- 少しだけ電話可能なものもある(50元程度。5分ぐらい?)
SIMカードのデメリット
- カードの抜き差しが必要
- SIMフリースマホ(またはタブレット)のみ対応
- 日数カウントは現地時刻(夜に使用開始すると初日分がもったいない)
高速通信4Gの無制限プランが5日間で700円程度ならポケモンGOトレーナーとしてこれしかありません。SIMを入れ替えるだけなのであとはいつものポケ活です。
また、不安な海外旅行で事前受け取りと返却不要は大きなメリットですよね。
壊れたり紛失したりすることもありませんし、そのための保険に入る必要もありません。一日200円以上コストが変わってきます。
最大のデメリットはSIMフリーのスマホでなければ選択の余地がないこと。
これだけはどうしようもありません。
SIMフリー、SIMロック解除については価格コムさんの記事でわかりやすく書いてあります。解除については自己責任でお願いします。そして3千円以上かかると思います。
価格.com - SIMロック解除とは?docomo、au、Softbankのキャリア別解除方法
追記:店頭ではなく、ネットによるSIMロック解除だと手数料掛からないようです(情報提供ありがとうございます☆)
◆参照先URL
注意点
- SIMカードを抜くためのピンを持っていくこと(商品に付属しているか確認を)
- タブレットやWi-Fiルーターには使用できない商品がある
- SIMを差し込めば即接続するはずですが、そうならなかった場合はアクティベートが必要。SIMフリースマホ経験者だから大丈夫だとは思いますが。
SIMの入れ替えは台湾についてから行います。そのときにピンがないと代わりになるものを調達しなければなりません。ヘアピンとかでもいけそうですけど。
その他
- 期限は約半年ぐらいあるので、10月のイベント用に今購入しても大丈夫です
- DualSIM機では2スロット目に挿せばそのまま使えるという情報もあります(確認できていません)
- 台湾時間の日付変更線で一日をカウントするとほとんどの説明書には書いてありますが、実際には初日がカウントされなかった場合もあるようです
- 購入前に各商品のレビューを読んでみてください。商品のことは当然ですが、台湾旅行に役立つ知識もけっこうあります。
- 台湾の空港でもSIM屋さんで購入することは可能です。たぶん1000円以下。
追記:SIMが届きました
2)Wi-Fiルーターをレンタル:どんなスマホでも可・まあまあ安い・バッテリー問題あり
Wi-Fi(ワイファイ)ルーターをレンタルする場合はWifiルーターを持ち運ぶことになるので重さ、バッテリー問題などデメリットがあります。(ただし接続はSIMより簡単)
保険に入らず故障や盗難に合えば2万円程度の請求をされてしまうのもWifiルーターの大きなデメリット。
でもSIMカードと違い、どんなスマホでも使えるのが最大のメリットでしょう。
そこそこ安いですし、プランもたくさんあります。もちろん複数人で使えます。
Wi-Fiルーターのメリット
- どんなスマホでも使える
- プランが充実している・そこそこ安い
- 接続が簡単
Wi-Fiルーターのデメリット
- 持ち運びする機材(ルーター)が増える
- ルーターのバッテリーが切れるとアウト
- 盗難・紛失・故障などの保険が一日200円程度かかる(保険なしだと賠償約2万円)
- 受け取り、返却が難しい。空港で当日受け取り、帰国日返却が理想だが出来ない場合は費用が掛る。
以下、検討したWifiルーターレンタルのサービス比較です。(まとめページと同じ内容です。)
GLOBALWi-Fi(グローバルWiFi)
- ⭕1100Mプランを選べる・その他プラン細かく設定あり
- ⭕無料で国内空港での受取・返却可(郵送は有料)
- ⭕料金シミュレーションがわかりやすい
- ❌保証パック500円/日を加入しない方法に悩む(フリー選択から可能)
→郵送受取が有料500円なのが残念ですが、空港受取、保証無しのプランで低価格&高品質で使えそう。まあ大手というのもあります。
→簡単シミュレーションというのをするとすごく高額の結果になるので最初はびっくりします。申し込み画面で具体的にやってみたほうがいいです。
→デフォルトが500円/日の保証プランになっているのでそれを「フリー選択」から好きなプランを選ぶこと。
台湾DATA(台湾データ)
- ⭕往復宅配送料無料
- ⭕出発日前日まで予約可能
- ❌空港での返却不可
- ❌料金シミュレーションが使えない(わからない)
→そんなに悪くない。第2候補。申し込みサイトがごちゃごちゃしているのと、そこにある料金シミュレーションの使い方がわからなかった。未だにわからない。
Sakura Mobile 海外Wifi台湾
- ❌空港、自宅受取1,000円
- ❌申込みページが使いにくい
→私はサイトが使いにくい時点で企業として無理。申し込み画面を進んで行っても手続きが難しい。途中で諦めました。
iVideo(アイビデオ)
- ❌国内での受け取り手数料発生(郵便局1,000円・空港1,000円・ローソン1,280円)
- ❌会員登録必要(パスポート必要)
- ❌保証制度がない(4GWifi紛失・破損・盗難で19,900円賠償)
→単価がすごく安そうで、それ以外の手数料などで結局高い。最初にパスポートナンバーで会員登録が必要なのが☓。保証をしたい人にとっては選択肢にならない。
イモトのWiFi
→❌いや・・高くないです?60日前の申込みで20%オフになって、それでも1,660円。これを選ぶ理由がわかりません。だれか教えてください。
超重要:スカイチケット経由の価格を確認せよ
【重要】スカイチケットさんの割引が結構パンチ効いてるのでそこの海外WiFiレンタルページで紹介されている各社の申込みページから料金を確認してみてください。かなり安いです。
業界最速で最安値検索!海外格安航空券の検索ならskyticket.jp
価格.comも大きな割引あり
価格コムさんも結構いい勝負してます。比べてみてはどうでしょう?
価格.com - 台湾で使える海外Wi-Fiレンタル料金【11社比較/高速LTE】
上記以外ですと、ツアーのオプションで安くレンタル出来る場合もあったりするので各ツアー会社にお問い合わせください。
3)国際データローミングサービス
最後の候補はスマホをそのまま海外で使ってしまうパターンです。
キャリア各社、海外パケット〜みたいな表現で行うサービスを別料金で利用することになります。
「使いすぎて高額請求が来た」のようなことにはなりません。
国際データローミングのメリット
- スマホをそのまま使える(SIMカード変更なし・ルーターなどの機材追加なし)
- もちろん完全日本語対応
- サービスの操作(開始・終了)が簡単
- 短い日程なら金額的に大きな負担にならない
国際データローミングのデメリット
- 高額(980円〜)
- ソフトバンクに安いプランがない(実質2,980円/日)
NTTドコモ
DOCOMOのサービス名は「パケットパック海外オプション」。
5日間プランだと一日796円になります。(計3,980円)
国内での利用が超過しているとスピードが落ちるのでご注意を。
パケットパック海外オプション | サービス・機能 | NTTドコモ
ソフトバンク
ソフトバンクのサービス名は「海外パケットし放題」。
し放題ではあるものの、かなり高額で1日あたり2,980円。
25Mまでだとしても1,980円。
はっきり言って、これは使えません。ソフトバンク残念。。
海外パケットし放題 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
念の為、ソフトバンクの店舗に確認しに行ってみたんですけどね。金額は変わりませんでした。
どうやら海外サービスはやる気なさそうです。。
au
auのサービス名は「世界データ定額」。
料金は一律980円/日。ただしau STAR会員なら毎月1回無料です。
5日だと一日あたり784円(計3,920円)。DOCOMOとほぼ同じですね。
国際データローミングサービスはキャリア各社、使い方や条件などが違うのでよく確認してください。アプリを使わなければならなかったりもします。
選択肢としてはSIMやルーターレンタルに比べてメリットが少ないかもしれませんが、日帰りや一泊二日などの短いプランで行くなら1,000円〜2,000円で利用出来ます。
手続きの手間を考えると有りかもしれません。
補足:公共の無料Wi-Fiサービス「iTaiwan」「Taipei-Free」の利用方法
台湾の観光地には公共のWi-Fiサービスが充実しています。
公共サービスの2つをご紹介しておきます。
iTaiwan(アイタイワン)
- 運営:台湾政府
- 範囲:台湾全土
- パスポートによる登録が必要
登録方法と使い方
- 空港の旅客サービスセンター(旅客服務中心)で手続きしてもらう
- 発行されたID・パスワードを使ってログインする
手続きはサービスセンターへ行って「アイタイワン」と言えばOK
Taipei-Free(タイペイフリー)
- 運営:台北市
- 範囲:台北・九份(ジョウフェン)
登録方法と使い方
- iTaiwanのID・パスワードで利用可
*2018年4月に外国人の利用方法が変更されています。先に空港でiTaiwanを登録し、そのID・パスワードを利用してください。
「TPE-Free AD Wi-Fi」はTaipei-Freeサービスの一部(地下鉄駅公衆Wi-Fi)
- 運営:台北MRT(地下鉄)
- 範囲:地下鉄ホーム・社内
- 手続き不要・一回30分
- 使用方法:社内などに掲示してあるQRコードにアクセス
まとめ
無料Wi-FiスポットだけでのポケモンGOはおそらく厳しいでしょう。
選択の優先順位としては
- SIMフリースマホならSIMカードの事前購入
- SIMフリースマホでないならWi-Fiルーターを空港でレンタル・返却
- ドコモ・AUユーザーで短期間渡航なら国際データローミングも
- 無料Wi-Fiスポットのみは厳しい(空港で事前登録も必要)
こんな感じでしょうか。
ルーターの場合はどこで受け取るか、どこで返却するかをよく考えましょう。
私が未経験のため、使用レビューを掛けないのが非常に申し訳ないですが、情報をまとめてみました。
以上、台湾旅行の通信手段まとめでした。
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