今回の検証は、「ポケモンGOをバックグラウンドにしていたとき、いつでも冒険モードは歩数カウントしてくれるのか?」です。
起動しない、つまりタスクキルの状態でいつでも冒険モードが動くことはすでにわかっています。では中途半端なバックグラウンドではどうなのか、これを調べたくなりました。
どうしてかと言いますと、ゴプラが一時間で自動切断されてしまった後、バックグラウンドにいるポケモンGOはいつでも冒険モードで歩数カウントし続けてくれるのでは?という期待があったからです。
まだ未検証ですが経験からゴプラ使用時はバックグラウンドでもアプリ起動中と判定され、距離はGPSによるカウントとなります。つまりいつでも冒険モードは作動しないはずです。
でもゴプラが切れるとGPSによる距離カウントが止まるため、ちゃんと冒険モードに切り替わってくれるとありがたいのになあと思っていました。
今回はそんな期待からの検証となります。
結論:バックグラウンドは非起動だが、立ち上げと同時に同期し距離がカウントされる優秀な機能だった
今回解ったことを書きますと、
- バックグラウンドは起動していないことと同じ
- バックグラウンド時はいつでも冒険モードが距離をカウントする
- いつでも冒険モードをOFFにして移動しても、ONにした時にさかのぼって距離をカウントしてくれる
このようになります。
今回の設定
今回も検証(1)と同じ、片道直線約3kmのルートを使い、2つの計測をしました。
計測中、ポケモンGOは使用していません。ずっとバックグラウンドです。他のスマホアプリも使用していません。
【往路3km】
- いつでも冒険モード:OFF
- ポケモンGO:バックグラウンド
- ポケモンGOPLUS:OFF
【復路3km】
- いつでも冒険モード:ON
- ポケモンGO:バックグラウンド
- ポケモンGOPLUS:OFF
<計測結果(距離)>
いつでも冒険モードをOFFにした往路3kmでは、ヘルスケアが3.5km、万歩計が3.9kmでした。
そこでポケモンGOをバックグラウンドから立ち上げてみると、全く距離が進んでいませんでした。(0km)
まあ、当然ですよね。アプリ使ってないし、いつでも冒険モードも使ってないわけですから。しかしビックリすることが起こりました。
次の計測のためにいつでも冒険モードをONにしたとたん同期し、ポケモンGOが3.4km増えました。突然。
これらによる考察は以下のとおりです。
- バックグラウンドではGPSによる距離カウントをしない
- いつでも冒険モードをONにするとアプリを起動していない間のヘルスケアの距離をさかのぼってカウント(同期)する
- バックグラウンドは起動していないことと同義である
バックグラウンドで従来のGPSモードが距離カウントをしないのは当然です。ただ、今回アプリを立ち上げたのが約3km離れた場所でしたので、離れすぎのエラーでノーカウントになったのだとは思います。
数100mのところまで帰ってきていれば、あるいはカウントしてくれたかもしれません。
今回びっくりしたのは、いつでも冒険モードをOFFにしている間の距離をあとからONにしてもカウントしてくれたということです。
もちろん条件としてはポケモンGOをOFF(またはバックグラウンド)にする必要はあるでしょう。
そしてこのようにいつでも冒険モードが距離をヘルスケアから同期してきたということから、「バックグラウンドはポケモンGOを起動していないもの」として処理していると考えられます。
帰りの復路ではいつでも冒険モードをオンにし、「バックグラウンドはポケモンGOを起動していないもの」という処理をすることについて再確認をしました。
3kmほど歩き、ポケモンGOを立ち上げると距離がカウントされていました。
ポケモンGOを起動していないときに動くのがいつでも冒険モードですので、「バックグラウンドはポケモンGOを起動していないもの」で正しいと考えられます。
今回は数100mの誤差がヘルスケアとポケモンGOにあったので少しモヤモヤはします。ここに拘るなら何回か計測したほうが良さそうですね。
加えて、バックグラウンドでもポケモンGOプラスをONにしていれば距離はGPSによるカウントをするはずですのでその検証も必要そうです。
いつでも冒険モードをオフにして、計測してみたいと思います。
いずれにせよ、いつでも冒険モードはアプリを起動していなくても、バックグラウンドでも、活躍してくれそうです。
それでは。
スポンサーリンク