ポケモンGO運営はいつも訳のわからないアナウンスをするのでイライラしますよね。
- 内容が理解しにくい日本語
- トラブルやイベントへの説明不足
- ツイッター中心の情報提供
などなど。ツイッターもロボットが書いているのかと思うほど的外れで無神経な内容ばかり。
どうしてこんなことになってしまうんだろうと考えましたが、そもそもの見切り発車リリースに加え、世界的に同時にコントロールしようとしているのが大きな理由だと思います。
つまり、日本ユーザーに対する個別の対応がほとんどないということですね。世界に向けた内容の直訳や対応になるためにどうしてもイラ立ちを感じてしまいます。
そもそもまともな日本語を使えるスタッフがいないというのが驚きです。
それがどうもここ数日、特に7月6日からポケモンGOJapanが別人かと思うような神対応を見せ始めました。
- 7月5日:ソフトバンクの事件まではいつもどおりの残念運営だった
- 7月6日:横須賀イベント申し込みから運営に大きな変化が
- 7月6日午前:週末イベント参加への注意喚起
- 7月6日夜:フリーザーデイの延期アナウンス(天候悪化のため)
- 7月7日朝:コミュニティデイの延期アナウンス(天候悪化のため)
- 7月7日:ソフトバンクのイベント延期に運営が謝罪
- 最後に:応援するから!一緒にがんばろ!
7月5日:ソフトバンクの事件まではいつもどおりの残念運営だった
まず7月5日にソフトバンクのスペシャルウイークエンド参加券の申し込みが殺到し、サーバーダウンによる配布中止。
これは通信大手のソフトバンクとしては大失敗でしたが、ポケモンGO運営は完全にスルーしていました。
「ソフトバンクが悪いんでしょ?」的な感覚でしょうか。
確かにサーバーダウンはソフトバンクが完全に悪いです。
でもアクセス数の読みや企業間の連携がしっかりと行われていれば、ポケモンGO運営がうまくフォローできていれば、ここまで最悪の事態にはならなかったはずです。
しかしポケモンGO運営は何もコメントを出しませんでした。
スペシャルウイークエンド主催者としての謝罪などありません。
いつもどおりの対応です。
しかもこれは日本限定の話ですから、海外の運営本体からは指示が出なかったことが想像できます。
ポケモンGOJapanはだんまりを決め込んだというより、どうしていいのかわからなかったという可能性もありますね。
正確に言うとだんまりではなく、ソフトバンクの謝罪ツイートをリツイートしただけです。
本日より開始した「Pokémon GO Special Weekend 参加券」応募キャンペーンについて、現在、応募受付を一時停止しております。
— SoftBank (@SoftBank) 2018年7月5日
アクセスいただいたお客様には、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。 https://t.co/tqFdOfEYNq https://t.co/MdHJaFOx1c
リツイートしないわけにも行かなかったんでしょうが、「知ってて逃げるのかよ」と思ってしまいましたね。
しかも2周年のお祝いツイートはしっかり流してきます。ちょっとイラっとしましたw
『Pokémon GO』がリリースされてから2年が経ちました。『Pokémon GO』の世界で冒険を続けてくださったトレーナーの皆さん、ありがとうございます。『Pokémon GO』のこれまでの道のりも、トレーナーの皆さんがいてこそのものでした。今後も皆さんとの冒険を楽しみにしています!https://t.co/4Ou9DEsL69 pic.twitter.com/4XrFfXy3Xj
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2018年7月5日
日本は22日からなんですけどね。細かいことはまあいいでしょう。
7月6日:横須賀イベント申し込みから運営に大きな変化が
サマーツアー2018横須賀のチケットはネットによる申し込みで抽選となっていました。
ソフトバンクのときと違い、慌てる必要がないので大丈夫かと思いましたが結果的にアクセスが集中し応募ページには繋がりにくい状況になりました。
と、ここでまさかのポケモンGOJapanからの謝罪アナウンスが。
現在、横須賀市の専用特設サイトにアクセスが集中しており、「Pokémon GO Safari Zone in YOKOSUKA」の応募ページにつながりにくい状況です。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2018年7月6日
【重要】募集は先着順ではなく抽選で、受付期間は7月20日までです。混雑解消まで、今しばらくお待ちください。
昨日のソフトバンクがスルーなのに、横須賀のイベントはこんなにきっちり対応するの?しかもこんなにまともな日本語でw
どうしたんでしょうね。横須賀市に対する大人の事情でもあるのかな?
それにしても、ここでトラブルの矢面に立ってくるとは驚きです。褒める前に戸惑ってしまいましたw
ポケモンGOJapan公式ツイッターの中の人が完全に変わってます。5日と6日は別人です。
さらにこのあとタイムリーな対応が続くので、権限的なものがJapan運営に委譲されたようにも思えます。
横須賀市の専用特設サイトのアクセス障害が解消しました。トレーナーの皆様にはご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございませんでした。なお、募集は先着順ではなく抽選で、受付期間は7月20日(金)午前10時までとなります。
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2018年7月6日
ポケモンGO2周年イベントに関するツイートは6日に流れてきているので相変わらず空気読めてない感はありますが、これは本体の翻訳ツイートなのでやらないわけにはいかなかったのでしょう。イベントも明日に迫っていますしね。
『Pokémon GO』の2周年のお祝いは、7月7日(土)早朝から7月31日(火)まで。いつもより多くピカチュウが出現するようになり、皆さんと2周年を祝ってくれます。今回のピカチュウは、麦わら帽子とサングラスを着けた「サマースタイル」でお祝いをしてくれるそうです!
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2018年7月6日
とにかく、これまで人間味の全くなかった運営が、横須賀市のトラブルに対して謝るという想定外の動きをしたんです。
そして翌日、神対応事件(?)が起こります。
7月6日午前:週末イベント参加への注意喚起
まず、翌日7月7日に控えたフリーザーデイと8日のコミュニティデイに対する注意喚起がツイートされます。
西日本では大雨警報が発令されている地域があり、その地域ではイベントどころではないという状況でした。
私の住む大阪北部では、5日の夜に「避難準備・高齢者避難開始命令」が出ていました。
フリーザーが1日だけ伝説レイドバトルに再登場する「フリーザー・デイ」は、 7月7日(土)12時から15時の3時間で開催。悪天候が予想される地域もありますので、お出かけの際には必ず天気予報や警報をご確認の上、安全には十分ご注意ください。
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2018年7月6日
ゼニガメが大量発生する「Pokémon GO コミュニティ・デイ」は、7月8日(日)開催です!悪天候が予想される地域もありますので、お出かけの際には必ず天気予報、警報をご確認の上、安全に注意してください。こまめに水分補給をし、気温の変化や熱中症などにも十分ご注意ください。
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2018年7月6日
そして西日本では天候がますます悪化し、避難勧告の出たエリアが広がってきました。
7月6日夜:フリーザーデイの延期アナウンス(天候悪化のため)
6日夜、ここでついに運営がフリーザーデイ延期を決定します。
【重要】一部の地域で大雨特別警報が発令されたことを受け、皆様の安全を考慮し明日実施予定だった日本での「フリーザー・デイ」を延期いたします。開催日については改めてお知らせいたします。イベント開始直前での中止につきまして、皆さまにご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申しあげます。
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2018年7月6日
神対応!
そしてこんなフットワークのいい運営見たことありません!
大雨による被災エリアは広がっており、西日本に住んでいる人は「ほんとにやるのかよ・・」と思っていたはずです。
しかし今までの運営の対応からするとそんなことはお構いなしということが予想されていましたから、無理してフリーザーレイドをやりに行くか、それとも自宅待機かというところで迷っていたところだと思います。
最悪の場合は既に避難を始めていた方もいらっしゃったはずです。
このアナウンスには被害を理解していないトレーナーからのバッシングがたくさん寄せられました。
とても残念な話ですが、それよりも「英断だ」「よくやった!」というコメントがあまりにも多く、こんなにも素敵なトレーナーたちと一緒にゲームをしているんだなあと、感動してしまいました。
被災していないエリアの方には申し訳ないですが、エリア別にイベントを開催出来るような仕組みもないでしょうし、エリアの線切りでどうせ文句が出るんでしょう。
そもそもこんな状況で楽しく遊べる人はポケモンGOをやらないほうがいいです。
きっと向いてないと思います。違うゲームのほうが楽しめると思いますよ?
7月7日朝:コミュニティデイの延期アナウンス(天候悪化のため)
多くの方が予想していたはずですが、コミュニティデイも当然延期となりました。
ツイートは午前9時過ぎです。
【重要】一部の地域で大雨特別警報が発令されたことを受け、皆様の安全を考慮し明日実施予定だった日本での「コミュニティ・デイ」を延期いたします。開催日については改めてお知らせいたします。イベント開始直前での中止につきまして、皆さまにご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申しあげます。
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2018年7月7日
ここからがNEWポケモンGOJapanは違います。 アプリ内のニュースとプッシュ通知にも10時前にコミュニティデイ延期のアナウンスがされました。
対応早い👍
— りく@要望GO*大阪TL40赤 (@YoBo_GO) 2018年7月7日
贅沢言うならニュースの更新(赤文字)はトップ画面に。でも1時間以内にアプリ連絡出来るようになったとは👏🏻 pic.twitter.com/sbTauowFPr
いやあ、ほんとびっくりしました。そして感動すら覚えます。
今回の決定は人命に関わるのでそのアナウンスは特に重要だとは思うのですが、当然のことを今まで出来なかったのがポケモンGO運営です。
そして7月5日までは今までどおりのダメ運営だったんです。
どうしたんでしょう?ほんと好きになりました。
7月7日:ソフトバンクのイベント延期に運営が謝罪
そんなポケモンGOJapanに恋の予感をしている私にとどめが刺されましたw
ずっとソフトバンクのことが気になっていたんですよね。そのままだんまり決め込むの?って。以下は私の7月5日のツイートです。
私の嫌いな上司のタイプは、仕事のミスで怒られた時に「やったのはコイツです」って部下に指差す奴。
— りく@要望GO*大阪TL40赤 (@YoBo_GO) 2018年7月5日
ポケGO運営さん、ソフトバンクを守ってあげて。誰が悪いとかの話じゃない。あなたが前に出なきゃ。
ここでの知らぬ存ぜぬは、大切なもの失うよ。
さらに、ソフトバンクのスペシャルウイークエンドは26日に予定されていたのですが、その延期が決定してしまったんです。
あらら・・。これは一大事。運営さん、どうするの??
そんな私のハートを貫かれた、7日のツイート。
ただいま参加券の応募受付を一時停止しているソフトバンク様の「Pokémon GO Special Weekend」については、7月26日に予定していたソフトバンク様分のイベント開催を延期することになりました。楽しみにされていた多くの皆様にご迷惑をおかけしましたことを、お詫び申しあげます。 https://t.co/u3pVZ1lraC
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) 2018年7月7日
男前すぎる。サムライすぎる。ほんとNEWポケモンGOJapan好き。
まあ、ドラマチックに言えばソフトバンクの盾になってクレームを引き受けた形ですが、本当の理由は違うところにあるかもしれませんけどね。
裏ではソフトバンクから「責任取れ」みたいな状況になっているのかもしれませんし、フリーザーデイとコミュニティデイの延期をツイートしたのにこれだけを無視するわけにもいかなかっただけかもしれませんし。
でもいいんです。
嬉しかったし、何より人間味を感じるからw
最後に:応援するから!一緒にがんばろ!
これから頑張っていきましょうよ。運営さん。
ほんと応援してますよ?
2年経ってようやくスタートかというのもアレですけどねw
2年も我慢してきたトレーナーのみんなを裏切らないでくださいね。
けっこういろんな仕打ちをされてきましたよ?
ひとつだけ気になるのは海外本体とのカラミですね。
日本だけのイベントなら今後は安心できそうですけど。
しっかり発言権持って、日本にあったリードをしていってくださいね。
ここまで来たらとことん付き合いますから!w
それではまた。