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イベント参加方法が変わる!新「アプリ内応募・発券システム」は転売や複垢応募を防げるか【ポケモンGO:サマーイベント2019】

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すごいニュースが飛び込んできましたね。それは

「イベントの応募機能をポケモンGOアプリに実装する」というものです。

去年のリアルサマーイベント、「サファリゾーン横須賀」でも話題になりましたがメールアドレスさえあれば無限に応募することが出来るザルイベントでした。(アカウント名の入力も必要でしたがチェックはないので架空のアカウント名でOKでした。)

gmailなどの無料サービスを使ってメールアドレスを大量に作り、当選したチケットを転売するという行為が問題になりましたよね。

ポケモンGOをやっていない転売業者が商売として応募したわけです。

また、複数のアカウントを持っているトレーナーはその数だけ応募し、規約を守っているトレーナーが当たりにくくなるという理不尽な状況も発生。

この問題のせいで横須賀イベントは盛り上がりつつも、参加者と参加できなかったトレーナーとの間でギスギスした雰囲気が続きました。

そもそもはこのイベントの応募方法に問題があったわけですが、今回それを改善するために新しい機能を実装するという発表がありました。

「ポケモンGOフェスシカゴのために使用されるアプリ内発券機能をご紹介いたします」

リアルイベントへの参加方法について

 

まだ英語だけのアナウンスですのでわかりにくいですが、内容自体はシンプルだと思います。

この新機能がどのようなものなのか。

そして転売やひとりからの複数応募を防ぐことができるのか。

掘り下げてみたいと思います。

*間違いがあればご指摘お願い致します。

4月23日追記:シカゴのチケット抽選が始まりました。

GOフェスシカゴの参加申し込み方法が超簡単!・・すぎて応募しちゃいました【ポケモンGO】 - 要望GO

新機能の全体像

今回実装予定の機能は以下のようなイメージです。

  1. ポケモンGOアプリ内にイベント応募機能(ボタンなど)が追加される
  2. アプリ内から応募し、抽選結果を受け取るためのメールアドレスを登録する
  3. 当選メールが来たら48時間以内にチケット購入手続きを行う
  4. 購入が完了したら「バーチャルチケット」が受け取れる
  5. チケットは仲良し以上のフレンドの分も購入できる

まだまだ不明点はあるものの、期待できそうなところは

  1. ポケモンGOアカウントがなければ応募できない
  2. 当選者とアカウント名が一致しなければ入場できない

こんなところでしょうか?

気になるキーワードとしては

「in-app Events page(アプリ内イベントページ)」

「virtual ticket(バーチャルチケット)」

この2つですね。

これが明確にならないとまだ何とも言えませんが、少なくとも転売は難しいのでは?と思います。

もう少し、アナウンス内容を確認してみましょう。

ステップ1: イベントの応募

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アナウンスページを簡単にまとめると、

  1. アプリ内にイベントページが追加される
  2. イベントページには開催予定のイベント一覧が表示される
  3. 応募期間中のイベントには抽選ボタン(Enter Drawing!)が表示される
  4. 抽選結果を受け取るためのメールアドレスを登録する(ポケモンGOアプリで登録しているメールアドレスでなくてもよい)

これで抽選結果を待つという流れになります。

ステップ2:当選後のチケット購入

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  1. 当選者にはメールで通知が来ると同時に「in-app Events page(アプリ内イベントページ)」で購入手続きが開放される
  2. 購入は当選から48時間以内に行う(期限はメールに記載)
  3. アプリ内イベントページで参加したい日程、チケット枚数を入力する
  4. 招待したいフレンドの情報を入力する
  5. 規約に同意し、支払いを完了する
  6. バーチャルチケットが届き、アプリ内イベントページで確認できるようになる

この内容から想像するに、支払いが可能になることはポケモンGOアプリ内でわかる、というか購入ボタンが開放されるようです。

メールアドレスはあくまでも連絡用として使われるのでしょうか。機能としてはメールがなくても完了しそうですね。

そして「アプリ内イベントページ」に、「バーチャルチケット」が存在するのであれば、アカウントAに届いた(購入した)参加券はアカウントAでログインしたときのみ、アプリ内イベントページに表示されているということになります。

これを他者、アカウントBへ転売しようとするのはかなり難しいのではないでしょうか?

これまでの「参加コードを教える(QRコードを渡す)」みたいな簡単なものではありません。

アカウントと紐づいてしまっているため、転売するためにはアカウントごと販売という方法が必要そうです。

ステップ3:フレンド分のチケット購入(2枚まで?)

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ステップ2の購入のときに、フレンドのチケットも同じイベント、同じ日時で購入することができるようです。

  1. チケットを購入したい友達のトレーナーニックネームを入力し、購入する
  2. 招待できるフレンドは仲良しレベル(7日間以上の仲良し度が必要)

これはありがたいですね。

二人招待して、自分を含めて最大3人で参加できるということでいいのでしょうか?

4月18日追記:22日システム受付開始。参加券は4枚まで

続報が入ってきました。

niantic.helpshift.com

追加情報の詳細:

  1. 抽選開始:4月22日16時
  2. 応募終了・当選発表:4月24日23時
  3. 自分とフレンドの合計4枚まで購入可能
  4. 応募はひとり一日のみ
  5. チケット代は入場時間で2タイプ
    General: 午前11時〜午後7時 $25(約2,500円〜3,000円)
    Early Access 午前9時〜午後7時 $35(約3,500円〜4,200円)

※これらはGO Fest シカゴについてのものですので、ドルトムント以降は変更点があるかもしれません。

 

以上が抽選から購入までの手続きの詳細です。

転売は招待枠で可能?

当選アカウントのチケットだけを転売することは難しいと思われます。当選アカウントのログインした先にイベントページがあり、そこにバーチャルチケットがあるからです。

ただし、3名のフレンドを招待する、この権利を販売することは可能ではないでしょうか?

条件が当選から48時間以内、仲良し以上のフレンドですので方法としては

  1. 招待して欲しいイベントと日時を募集
  2. 募集したトレーナーと7日間ギフトのやり取りで仲良しレベルに上げておく
  3. 当選した場合、予定のイベント日時で購入、販売

可能と言えば可能ですが・・・。商売として割に合わない、というのが正しいでしょうね。

当たるか当たらないかもわからないアカウントを大量に作り、1アカウント当たり販売できるのは3名。ギフトのやり取りが全てのアカウントで7日間必要。

これはきつい。無理。

というか、そもそも転売用アカウントだということがバレますね。

複垢プレイヤーは当選確率が高い?

複垢プレイヤーの複数応募。こちらのほうは全くもって防ぐことは出来ないのではないでしょうか?

システム的にひとりが2アカウント分応募している手続きと、夫婦が手続きしているのと何ら変わりがありません。

複垢はいろいろ調べればわかるでしょうが、もしも本人が「私は複垢です!」と名乗りながら応募したところでこのシステムとの連動はなく、複数当選する可能性は残ります。

同一端末からログインの切り替えで複数応募している場合、その事実はシステム的にチェック可能でしょうが、

  • 親子でひとつの端末を使っている
  • 端末を他人に売った、譲った

という場合との判別が難しいところです。どこまでの行為をBAN対象とするかも難しいところ。少なくともシステム的に線切りは出来ないでしょう。

まとめ:転売は不可能!複垢は複数当選可能!

まずは転売が非常に面倒なシステムになりそうなので一安心です。詳しい内容が出てくるのを楽しみに待ちたいと思います。

複垢プレイヤーの当選確率アップについては防げないような気がしますがどうなるか気になりますね。

またいつぞやの「正直者が馬鹿を見る」という状況になるんでしょうかね。

ナイアンさんの腕の見せどころですね!(見せないかな!w)

個人的には「複垢だけど応募はみんなのためにひとつしかしないよっ」みたいなのが嫌いかも(笑)

 

ということで。

まだまだ詳細もわからないまま、英語力もない私が考察してみました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは。

 

 

 

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