韓国で開催中のWayfarerイベント。9つの地域に分かれたチーム戦で審査数を競い、優勝チームのエリアには特別なフィールドリサーチが出現するというプレゼント。
私のような審査勢にはワクワクする話ですが、まあほとんどのポケモンGOプレイヤーには響かない内容でしょう。
でもでも、ポケストップがドカンと増えるなら嬉しいですよね?
もし日本でもこのWayfarerイベントが開催されればどんなことになるのか。どのエリアが有利なのか。予想したいと思います。
*韓国イベントに関する前回の記事はこちらです。
- 申請・審査に関する日本の実態
- イベントの想定(1)8エリアのチーム戦
- イベントの想定(2)勝敗を決めるルール
- 都会VS田舎その1:アクティブな審査員の数
- 都会VS田舎その2:申請可能なポケストップ候補の数
- 都会VS田舎その3:勝敗は「重複」次第
- 都会VS田舎その4:参加は審査員全員でないと田舎の勝利は危うい
- 最後に:ポケストップが少し増えるだけで世界が変わる!
申請・審査に関する日本の実態
まずポケストップ申請、審査の状況はと言いますと
- Ingress時代の申請が溜まりに溜まってる
- 田舎の申請が先に審査される
- 都会は申請できそうなものは申請済み
- 田舎は申請できそうなものが少ないまたは申請者が少ない
- Wayfarerのバグもあって審査が進まない
- 申請の条件に満たない申請が多く審査の作業負荷多い
- 審査はボランティアでメリット少なく参加者少ない
まあつまり、けっこう厳しい状況です。
思ったより申請している人が少ないのと、それなのに審査しても審査しても自分の申請は審査にまわらない。
申請する人が少ない以上に、審査する人はもっと少ないということでしょう。
なのでイベントで一気にポケストップが増えて、みんなが申請や審査に興味を持つきっかけになればと願うばかりです。
イベントの想定(1)8エリアのチーム戦
韓国と同じような形式を取るのであれば、日本を8エリアに分けたチーム戦になります。
- 北海道
- 東北
- 関東
- 中部
- 近畿
- 中国
- 四国
- 九州・沖縄
八地方区分というやつですね。
イベントの想定(2)勝敗を決めるルール
どうやって勝敗を決めるか。以下のようになると思います。(なればいいと思います)
(ポケストップが増えた数+否認された数)÷審査員数
例えば
100人で10,000件を審査。承認2,000件、否認1,000件。
(2000+1000)÷100=30ポイント
100人で5,000件を審査。承認1,000件、否認500件。
(1,000+500)÷100=15ポイント
100人で3,000件の結果を出すほうが、1,500件の結果を出すよりポイントが高い。当然ですよね。
申請内容にも影響されますが、たくさんやればやるほど、承認率や否認率は収束されるでしょう。エリア分けが「東北」みたいに広大なエリアならなおさら。
つまり審査員がひとりあたり何件頑張るか、というところがポイントになります。
都会VS田舎その1:アクティブな審査員の数
実際にこれを8エリアでやるとどうなるでしょうか。
審査員は自動的にイベントにエントリーされるとした場合、都会には「はじめの頃はやってたけど今はやってない勢」がたくさん存在します。
つまり割り算には入るけど、審査はしてくれないトレーナーたちです。
逆に田舎はアクティブな審査員の比率が高いと思います。そもそも自分の周りにポケストップを作ることすら難しいのに、それでも審査をするのですからマニアックな人達です。
審査イベントとあらば、おそらく全員が参加してくれることでしょう。
都会VS田舎その2:申請可能なポケストップ候補の数
「審査イベント始まるぞ!申請たくさんしようぜ!」と活動に移せるのは田舎です。
都会はそこそこ申請済みですし、既にポケストップだらけのエリアは申請対象を探すのが一苦労です。隣のポケストップから20m離さないといけませんし。
みんなで一斉に申請したところでかぶるだけ。都会にとってこのイベントは過去の申請を処理するだけのものとなるでしょう。(それでも嬉しいですが)
対して田舎は、普段から優遇されていて申請すればすぐに審査に回ります。申請してから一週間でポケストップになるなんて話はよく聞きます。
そうするとイベントと同時に審査をするわけですが、すぐにネタが尽きるのでどれだけ申請を増やせるかという勝負になります。
しかしこのイベント中に以下の鉄板案件を見つけて申請すればどんどんポケストップが増えるでしょう。
- 公園、遊具、東屋、藤棚(大きい公園は別々に申請を)
- 神社、寺、地蔵(神社は鳥居など、別々に申請を)
- 公民館、区役所、市区町村が運営する集会所的な場所
- 宗教施設
これって今から申請するということに限って言うと田舎のほうが都会よりあります。
周りを見渡すと本当にあります。公民館、集会所、福祉会館、老人福祉センターなどなど。公園も広ければ広いほど有利です。
絶対数はもちろん都会のほうが多いでしょう。でも、審査員数に対する密度や、申請されずに放置されてるポケストップ候補は間違いなく田舎のほうが多いです。
私はまだ3千件程度の審査経験で、申請も20件程度ですが、肌感覚として田舎は絶対有利だと思っています。
都会VS田舎その3:勝敗は「重複」次第
実は審査の結果は承認と否認の他に、「重複」というものがあります。
AさんとBさんが同じものを申請して、さきにAさんが承認されたらBさんは重複として処理されます。(ポケストップはひとつですが、Ingress上の写真には追加されます。良い写真なら将来的にポケストップの写真が変わることも!)
この重複をどうするかですが、都会では審査が溜まりに溜まっているため、重複申請がかなり眠っていると思われます。
イベントで一斉に審査が行われた場合、この重複は判断が簡単でスコアを伸ばせる申請ですので都会が有利になります。勝負をする前から結果が決まっているようなものです。
そういう理由もあって、最初の計算式には承認と否認だけを入れて、重複を省きました。省くべきだと思います。
都会VS田舎その4:参加は審査員全員でないと田舎の勝利は危うい
都会が今更申請するものが無いとは言っても、「関東」「関西」の大きなくくりではほとんどの土地が田舎みたいなものです。
審査員は多いのに、田舎のメリットまであるのでは勝負になりません。
このイベントが参加表明型になってしまうと、都会は申請対象が郊外からどんどん回ってきて、アクティブな審査員によって次々と処理されていくことになります。
人口が多い分、頑張っていない審査員も数に入れないと公平ではないでしょう。
万が一参加したい人だけになれば、田舎は間違いなく負けます。(システム的に強制参加だと思ってます)
最後に:ポケストップが少し増えるだけで世界が変わる!
もしWayfarerイベントが日本でも開催されたとして、まずは一時的にでも盛り上がって欲しいです。
そうすればあなたの周りにポケストップがいくつか増えます。少し増えるだけでもボールは増えるしポケモンは出現するし、色違いのチャンスも増えます。
私も近所に10個ほど作って、いつの間にかとてもプレイしやすい環境になったことを実感できています。
その申請したものほとんどが、申請するために探して初めて見つけた公園や公民館や歴史的な建物たちでした。いつも目には留まっていたんですけどね。自宅の目の前にある遊具さえ知らなかったんですから。
ポケモンGOって、地域格差のゲームです。もうそれは仕方ないし、いやならドラクエやるしかありません。
でも、知恵を絞れば、目を凝らせばまだまだやれることはあるんですよ。
わたしもせっせと審査してます。申請さえしてくれたら、頑張って処理します。
申請も経験でうまくできるようになります。見つけることも上手くなります。
何より一番おすすめなのが、審査をすることですw
それが言いたかっただけかもしれませんね。ポケストップ、みんなで増やそうよ〜!
長々と想像だけの記事を書いてすみませんでした。
それでは!